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MUSE

辞書:通信用語の基礎知識 無線・業務放送技術編 (WBCASTT)
読み:ミューズ
外語:MUSE: MUltiple Sub-nyqyst sampling Encode 英語
品詞:名詞
1997/05/16 作成
2011/09/02 更新

かつて、アナログハイビジョン放送で使用されていた方式。

ディジタル圧縮/アナログ伝送である点が特徴。

NHKBSを使って試験放送を続け、MUSE方式に対応したビデオデッキのW-VHSや、ハイビジョンLDなども市販されたが、ついに普及することなく、放送は終了された。

ワイド画面

画面は従来放送の4∶3より若干横長の16∶9を採用した。

これは後に一般化し、現在よく見られるワイドテレビの比率である。

フレームレート

MUSEでは30fps(60フィールド/秒)を採用した。

地上波アナログ放送のM/NTSCが29.97fpsという中途半端な値だったことの「改善」も目指されたようだが、このために地上波放送とのサイマルキャストが難しく、MUSEの普及を妨げる要因ともなってしまった。

画素数

走査線1125本(有効1035本)で、ラインあたりの画素数は2200(有効1920)である。

つまり、有効画素数は1920×1035であり、正方画素ではないという問題点があった。このためコンピューターとの相性が非常に悪く、これがMUSEが普及しなかった最大の原因とされている。

後のデジタルハイビジョンでは走査線1125本(有効1080本)となり、走査線数自体は同じだが有効走査線数を増やすことで、有効画素数は1920×1080の正方画素となった。

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