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非標準メールヘッダーの一つで、PGPの指紋(fingerprint)を記載する方法の一つ。
PGPではセッション鍵の暗号化に公開鍵暗号方式を使うため、事前に公開鍵を互いに交換する必要がある。
したがって、まず相手に公開鍵を受け取って貰う必要があるのだが、万が一通信経路の途中で改竄などをされると都合が悪い。そこで確認の方法として公開鍵のハッシュを作り、これも指紋として同時に公開する方法が普及した。
指紋の公開方法もいろいろあるが、メールヘッダーやネットニューズのヘッダー内に格納する方法の一つがこれである。
2014(平成26)年にI-DでI-D[josefsson-openpgp-mailnews-header]
(The "OpenPGP" mail and news header field)として提案されていた。
RFCにはならず期限切れとなってしまったようであるが、この方法は非標準ながら2017(平成29)年現在も使われているようである。
これより以前は、x-fingerprintなどの非標準メールヘッダーも使われていたようである。
I-Dでは、次のような書式が例示されていた。
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