久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊

読み:くおんじつじょう・だいおんきょうしゅ・しゃかむにせそん
品詞:名詞

釈迦のこと。

妙法蓮華経(法華経)第六巻の如来寿量品第十六では、釈迦(大恩教主釈迦牟尼世尊)は全宇宙にあまねく存在し、全ての衆生を生かす法「久遠実成の本仏」なのだと説かれている。

その釈迦を信仰の対象として仰ぐ場合は、釈迦もこのように呼ばれるということである。

また仏説観普賢菩薩行法経では、釈迦などへの帰依が懺悔の行の一つであるとしており「南無釈迦牟尼仏・南無多宝仏塔・南無十方釈迦牟尼仏分身諸仏」と唱えるよう説かれている。

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