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まだ日本光学工業だった1959(昭和34)年6月、初の一眼レフカメラとして販売したNikon Fに搭載されて以来、現在までNikonの一眼レフカメラで採用されているマウントである。
50年以上の永きに渡って使われており、現在一般にみられるマウントでは最も古い規格。ただし、後方互換性を保ちつつ何度かバージョンアップされている。
このため、最新のデジタル一眼と旧式のレンズを組み合わせて使うことも基本的には可能である。但し、一部機能が使えなくなったりする場合もあるほか、カメラの性能にレンズの性能が追い付かないこともある。
かつてはオートフォーカス(AF)でピントを合わせる際、本体の駆動モーターでレンズを動かしていた。つまり、機械的な情報・動力の伝達機構を持っていた。
現在のモデルでは電子接点が使われている。現在のレンズは完全電子マウントが採用され、レンズに内蔵されたモーターでAFするが、中上級機ではボディにモーターを持ち、古いレンズでもAFできるようになっている。
つまり、マウント内径などジョイントの構造と、フランジバック等の仕様は昔から変わらないが、その他の部分、特にレンズとボディー間の通信のためピンやレバーが付加または省略されているなどの差異があり、形以外は殆ど全部違うということが言える。
ニコン純正、サードパーティーから発売された莫大なレンズ資産が生かせるという利点があるが、基本設計が古く、フランジバックが大きいという欠点がある。
今のところ、Fマウントから、非互換のマウントに移行するという話は無い。口径の拡大や、フランジバックの縮小は求められているが、しかし誰が考えても、今さら変えられないだろう。全てが遅すぎた。
なお、小型軽量を目指したミラーレスタイプのレンズ交換式カメラ、つまり一眼レフでは無いレンズ交換式カメラ用として、よりコンパクトな「1マウント」というFマウントとは非互換のマウントを採用している。
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