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よく、殺人や窃盗事件に使われるとされる物品。単にバールといえば建設用工具の一つであるが、度々報道でこの名が使われている。
近年の報道では、ATMや金庫などが、曰くこの「バールのようなもの」で抉じ開けられ、もって内容物を盗まれる事件が頻発しているらしい。
現場の状況から、バール、あるいはそれに類するものによる犯行は明々白々なのだが、犯行に用いた道具が現場から見つかっていないためバールとは断定できない。このような場合、已むを得ずこのような曖昧な表現となる。
しかしその一方「バールと同様の機能を有しながらバールに非ざるもの」は、果たして世にどれほど存在するのか、という大いなる疑問を世に投げ掛けることとなった。
この謎を徹底的に追求し、爆笑短編小説としたのが清水義範著の「バールのようなもの」であり、文芸春秋より他の幾つかの短編を合わせ、同名の単行本となっている。単行本はISBN978-4-16-315800-6
で、その後文春文庫版ISBN978-4-16-755106-3
も登場した。
そして落語家の立川志の輔は、この短編小説を題材に落語化している。
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