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日本神話における水の女神。海神 大綿津見神(オオワタツミノカミ)の娘であり、神武天皇の祖母。
豊玉毘売(トヨタマビメ)または豊玉毘売命は古事記での名であり、日本書紀では豊玉姫(トヨタマヒメ)と記されている。
普段は人の姿をした豊玉毘売の本当の姿は海の怪物「和邇(古事記)・鰐(日本書紀)」で、出産に際し豊玉毘売は元の姿になる必要があった(和邇・鰐の実在の動物への比定で、実際にワニである説、鮫である説、ウミヘビである説などが存在する)。
そこで火遠理命に、出産は決して見ないで欲しいと念を押した。しかし火遠理命はそれを見てしまったことから、豊玉毘売は子を産み終えた後、その子を置いて綿津見神宮へと帰ることになった。
しかし我が子が心配だったので、自分の乳房を取って産屋へ付けてから帰っていった。そして豊玉毘売の妹の玉依毘売(タマヨリヒメ)はその乳房から滴る乳で鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)を育てたという。鵜戸神宮の洞窟には今もこの「お乳岩」が存在する。
浦島太郎の童話で知られる竜宮の乙姫と同一視されている。
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