太平洋をカヤックで横断する

乗用車にせよ徒歩にせよ、そのままでは海を渡ることはできないので、何らかの別の方法を取る必要があることは自明である。

これに際してGoogleは、船や飛行機などの現実的な方法ではなく、カヤック(カヌーの一種)で太平洋を横断するという、画期的な手段を真面目に提案する。

常にカヤックでの渡航を要求するのではなく、無理なルートは無理と表示して結果を返さないこともある。従って、カヤックを提案するのは、一つの「ネタ」だと判断できる。

関連して、日本から台湾に渡ろうとすると、鹿児島から支那大陸までの東支那海を「太平洋をジェット スキーで横断する」と案内され、陸路を経た後、支那大陸から台湾までの台湾海峡は「太平洋を泳いで横断する」と案内される。

仮にも訴訟社会アメリカの企業だというのに、実際にやる馬鹿が出た場合の賠償リスクを敢えて負ってまでネタに走るという、Googleらしいジョークだとも言えよう。