キリクと魔女

1998(平成10)年12月9日に公開されたフランスアニメ。原作、脚本、演出はミッシェル・オスロ。音楽はユッスー・ンドゥール。日本語吹き替えの声優は浅野温子、神木隆之介。

母の胎内から自分で這い出て、自分でへその緒を切り、自ら "キリク" と名乗った赤ん坊。そのキリクが生まれた村は、魔女 "カラバ" に水を停められ、カラバに戦いを挑んだ男たちは誰一人帰らず、村にある黄金を全て差し出されている。キリクはカラバがなぜ悪い事をするのか疑問に思い、持前の智恵と実行力でカラバに挑む。

アフリカの大地を舞台に描く冒険物語であるが、キリクの誕生も魔女との和解もきわめて神話的で独創的である。この作品はフランスは元より、世界38ヶ国で公開されて、高い評価を得ている。

日本語版の監督は、スタジオジブリの "高畑勲"。2003(平成15)年に日本でも公開された。

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