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国鉄が製造した直流通勤形電車。1986(昭和61)年運転開始。国鉄の通勤形電車としては最後の新形式となった。
常磐緩行線は東京メトロ千代田線と相互乗り入れしているため、東京メトロの基準に合わせた高い加減速度が要求されている。このため当時はまだ珍しかったVVVFインバーター制御をいち早く取り入れ、その効果の検証とMT比の削減を狙ったが、当時の技術では、性能が従来の203系と大差無いものしか製造できず、結局、試作編成1本のみで製造が打ち切られた。
空転、滑走が起きた際の制御が正しく行なわれていなかったようで、雨が降った日などはものすごいインバーター音を聞くことができたのも特徴である。
この試作編成の運転試験結果の所為で「国鉄とJR東日本ではVVVF車は絶対に作らない」などとも噂が立ったこともある。
型式番号はJR西日本の新型通勤形車両として受け継がれ、こちらはアーバンネットワークを代表する通勤形車両となっている。制御方式こそ試作編成と同じVVVFインバーター制御を採用しているが、それ以外の仕様は試作207系とは全く異なっている。
なお、車両番号は国鉄が製造したものに関しては900番台であり、JR西日本が製造した207系とは番号が重複しない。
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