通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
参加者募集中

エディントン限界

辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST)
読み:エディントンげんかい
外語:eddington limit 英語
品詞:名詞
2004/01/22 作成
2009/12/17 更新

恒星が恒星として安定に存在できる条件のこと。

目次

恒星は様々な波長で輝くが、その明るさには限界がある。

恒星があまりにも明るい場合、内部からのの放射圧が重力を超え、星の外層部を吹き飛ばしてしまうことがある。この明るさの限界をエディントン限界という。

質量Mの天体にガスが降着する際、放射圧により、光度はエディントン限界を定常的に越えることはできない。

LEdd = 4πcGmpM/σT ≅ 1.3×1031(M/M)ワット = 3.3×104(M/M)L

  • c: 光速度
  • G: 重力定数
  • mp: 核子質量
  • σT: トムソン散乱の断面

数式には、μ∼1.2(電子と核子の数比)を乗じることもある。

LBV

高輝度青色変光星(LBV)のような天体では放射圧がエディントン限界を超え、爆発を起こす。恒星は自転しているので、この自転軸を基準として、軸対称に星雲が作られる。

例えば高輝度青色変光星(LBV)の一つ、りゅうこつ座のイータ・カリーナでも二つのだんごを串に刺したような散光星雲を形成している。これは1843(天保14)年の爆発増光時に放出された物質によるものである。

この他にも高輝度青色変光星(LBV)は幾つか発見されており、それらの殆どが、似たような軸対象の星雲を伴っている。

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.03 (16-May-2019)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club