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オウムアムア

辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体名太陽系編 (USTLNSS)
読み:おうむあむあ
外語:ʻOumuamua [haw]
品詞:固有名詞
2019/10/24 作成

2017(平成29)年10月19日、ハワイ・マウイ島ハレアカラ山頂の天体望遠鏡で観測された、観測史上初の恒星間天体

当初は彗星として仮符号「C/2017 U1」が付けられ、観測で彗星のコマが見られないことから小惑星として「A/2017 U1」に変更された。

更に、軌道が極端な双曲線軌道であり太陽系外から来て太陽系外に出て行くことが分かり、小惑星センター(MPC)は恒星間天体として新たに符号「I」を作り、符号を「1I/2017 U1」へと変更し、さらに固有名詞として「ʻOumuamua」(オウムアムア)と命名した。これはハワイ語で、「使者」や「偵察」などを意味する語とされる。Iの前の1は、これが1番目とする連番である。

軌道と速度

この天体は、黄道面(太陽系惑星の平均的な公転面)に鋭角、かつ26.33km/s(22.7km/cBeat)という超高速で突入し、太陽と水星軌道の間を通り、太陽重力の影響を受け大きく太陽側に角度を変えてそのまま太陽系を出て行く軌道を取った。

太陽の重力に拘束されていないことからこの天体が太陽を周回することはなく、太陽系を出ると二度と戻ってくることはない。

近日点通過は2017(平成29)年9月9日で、この日最も太陽に近づき、距離は約0.255auで、太陽水星の軌道の間を通り抜けた。運良く太陽系の惑星あるいは太陽などと衝突することはなかった。

性質

観測では、タバコのような形状をしており、軸が回転していた。

彗星にあるコマが観測されなかったため小惑星とみなされている。コマがない理由は幾説か提唱されており、実際に岩石質であり表面の揮発性物質を既に失ったため説や、元々は彗星だったが表面の揮発性物質を全て失い核だけが残った説などが有力とされる。

中には、太陽を利用して不自然に加速しており、地球外文明の探査機であるなどという珍説まであった。

用語の所属
恒星間天体
1I
関連する用語
ボリソフ彗星

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