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光速より速い運動しかできないとする仮想の粒子。
迅速(rapid)を意味するギリシャ語のταχύς(takhús)を語源とする。
特殊相対性理論によれば、光速度以下の粒子(ブラディオン)をいくら加速しても光速度以上にすることはできない。特殊相対性理論により、光速に近づくにつれて加速に必要な運動エネルギーが無限大に増えるという事実があるためである。
しかし、誕生の瞬間から常に光速度以上の運動をする粒子が存在したと仮定する。そのような物質の存在は特殊相対性理論でも否定していないため、その架空の粒子は仮にタキオンと名づけられた。
特殊相対性理論は確かにタキオンの存在を否定しないが、場の理論やその後の超弦理論はタキオンに否定的でありタキオンが存在しないように10次元の時空の存在を要求している。11次元を要求するM理論も同様である。
タキオンを使用すれば光でも何万光年もかかる距離を現実的な時間で行き来することが可能なため、SFもので超高速(光速?)通信として登場する。
理論的に考えれば、タキオンによる通信では送信時よりも到着時が早い(例えば12:00に送った電信が11:59分に着く等)はずであるが、SFの世界ではそのような面倒なことは無視し、とりあえず高速な通信が可能な媒体として使われている。
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