一次電池

読み:いちじ・でんち
品詞:名詞

乾電池のような使い切り型の化学電池のこと。

目次

乾電池やボタン電池など、現在は後進国での安価な量産品が大量に出回っている。

一次電池の市場は、マンガン乾電池とアルカリマンガン乾電池(アルカリ乾電池)で90%を占めている。このうちマンガン乾電池は日用品用として市場規模は大きいが、近年は長寿命・大電流への需要も増しておりアルカリ乾電池へのシフト傾向が見られる。

一次電池は、単価の下落が続いていること、そのうえ環境負荷対策などが求められる日本では一次電池でメーカーが利益を得にくい構造になっていることから徐々に一次電池から手を引きはじめており、二次電池へと移行する傾向にある。

2011(平成23)年には日本国内での東日本大震災、海外でのハリケーンや地震発生などで一次電池の需要が拡大する特需となったが、翌年以降は需要が減ることは確実視されている。

用語の所属
電池
化学電池
関連する用語
二次電池
乾電池

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