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かつてオクタン価を上げるためにガソリンに添加していたアンチノック剤の一つ。テトラアルキル鉛。また、強力な酸化剤でもある。
まだガソリンの精錬技術が未熟だった1930年代、ガソリンのオクタン価を上げる為に、この四エチル鉛が添加された。
これのお蔭でガソリンのオクタン価は劇的に向上し、乗用車の安定走行のみならず、飛行機だって宙を舞える時代がやってくるのである。
第二次世界大戦で戦車や飛行機が縦横無尽に走ったり飛んだりできたのは、高いオクタン価を実現したためだとも言える。例えば当時の日本軍では、飛行機に100オクタンのガソリンを使っていた。
無鉛ハイオクガソリンで100オクタンを実現したのは1980年代末であるので、それを50年前の1930年代に実現させるための努力が「四エチル鉛」であったわけである。
しかし鉛公害の原因となるため、現在では使われていない。
アンチノック剤としての四エチル鉛には、不純物として二臭化エチレン、二塩化エチレンも含む。
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