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絶対等級

辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST)
読み:ぜったいとうきゅう
外語:A. Mag.: absolute magnitude 英語
品詞:名詞
2015/11/25 更新

絶対的(「相対的」の反義)な天体の輝度を表わす指標(等級)。

天体の明るさは、同じ距離であっても遠いほど暗く見える。これを実視等級(または見かけの等級)という。

しかしこれでは天体そのものの本当の明るさを判断できないので、距離に関係しない天体の明るさとして定義されるものが絶対等級である。

具体的には天体が10パーセクの距離にあるものとして表わし、記号Mで表現する。

絶対等級M、実視等級m、距離dパーセクとして関係を表わすと、次のようにと表現できる。

M = m + 5 − 5log10d

例えば、太陽の実視等級は−26.7等だが、絶対等級にすると4.8等になる。

近距離の恒星の場合は、年周視差(秒)からも計算できる。

絶対等級M、実視等級m、視差π秒として関係を表わすと、次のように表現できる。

M = m + 5 + 5log10π

実視等級50位以内の恒星の絶対等級を、第五位まで次に記す。

  1. −8.73等のデネブ(αCyg)
  2. −6.86等のウェズン(δCMa)
  3. −6.75等のリゲル(βOri)
  4. −6.37等のアルニラム(εOri)
  5. −5.63等のカノープス(αCar)
用語の所属
等級
関連する用語
天体
パーセク

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