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1954(昭和29)年、当時東京大学理学部 物理学教室 高橋秀俊研究室の大学院生だった後藤英一が発明した電磁リレー素子で、電子計算機に用いられた。
日本の本格的なコンピューターは、真空管の時代を飛ばしてパラメトロンから始まった。
当時は既にトランジスタはあったが、大東亜戦争停戦後十数年という当時、日本はまだ貧しく、高価だったトランジスタを大量に使うことは現実的ではなかった。
一方、パラメトロンはコイルとコンデンサーという安価な部品だけで作ることができたため、これを用いてコンピューターが作られたのである。
ディジタルに関する知識だけではなく、発振や共振といった知識も必要であった。大学院という場所柄、コンピューター製作の成功の如何を問わず、学問的に有意義なものがあったのだと考えられる。
パラメトロン計算機は真空管式コンピューターに比べて信頼性や消費電力量などの点で優れていたが、計算の高速化に難があり、トランジスタの性能が上がるにつれて廃れてしまった。
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