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細胞核の核内に含まれる様々な抗原物質に対する自己抗体の総称。
膠原病が疑われる場合や、膠原病の経過観察のために実施される。
抗核抗体の検査は、抗核抗体群を一括で検出するスクリーニング検査である。もしこれで陽性が出るようであれば、次はおのおのの抗体の有無を検査することになる。
標識の方法として、蛍光色素を用いる蛍光抗体法と、酵素やそれに対応する基質を用いる酵素抗体法がある。一般に、抗核抗体の検出には蛍光抗体法が使われている。このため、陽性が検出される場合、核のどの位置が染色されているかで幾つかの染色型に分けることができる。
一般的な半定量検査は、血清を倍々で希釈し、何倍希釈したところまで陽性になるか、という方法を調べる。幾ら薄めても陽性になるということは、それだけ抗体の量が多いということになる。
従って、単位は「倍」(英語ではn times、n X、1∶nなど、様々に書かれている)である。
40倍未満を陰性とするため、まず40倍で確認し、陽性になる場合は倍々で薄めて確認する。
つまり、40X、80X、160X、320X、640X、1280X、2560X、…のように検査されるのが一般的である。例えば、1280倍に薄めて陽性で2560倍に薄めて陰性になった場合、結果は「1280倍以上」と表記される。
数値が高い=病気発症というわけではない。陽性の場合、倍率よりも、染色型の方が重視される。
基準値は40倍未満=陰性である。
抗核抗体とは様々な抗体の総称であり、検査対象となっているものの一部として、次のようなものがある。
染色型から、おおよその対応する抗体が推定可能で、そして同時に、おおむねの疾患が想定できる。
このほかにも、幾つかの染色型で呼ばれることがある。
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