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天然に存在する核酸(RNA、DNA)と類似する構造をもった物質のこと。核酸類似体。
人工的な核酸として、次のようなものがある(順不同)。
いずれも天然では存在が確認されておらず人為的にのみ生成される。
なおRNAワールド仮説においては、RNAは複雑であるためいきなりRNAが誕生したとは考えられないため、その前にTNA、GNA、PNAなど、より構造が単純な核酸が異なる背景で並行して提供され核酸の候補になった、としている。
核酸アナログをもちいた製剤が核酸アナログ製剤であり、抗ウイルス剤として使われている。
ウイルスのRNAなどに働きかけ、この人工ヌクレオチドを挿入させることでRNAの伸長を阻害したりRNA複製時に複製エラーを生じさせ、もってその増殖を阻害することで抗ウイルス効果となる。
次のようなものがよく使われていた。
上記4種はいずれもB型肝炎またはHIV-1感染症の治療に用いられる。
また、次のような製剤も核酸アナログ製剤である。主としてインフルエンザまたは武漢肺炎ウイルス感染症の治療に用いられる。
製剤により異なるが、副作用として考えられるのは腎不全や腎機能障害、膵炎、肝腫大(脂肪肝)などである。
治験で効果が認められなかったが、以下の製剤候補も核酸アナログ製剤である。
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