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次世代型無人宇宙実験システム。
経済産業省及び新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けて財団法人無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)が開発した無人宇宙実験システムで、2002(平成14)年9月10日17:20(@388)にH-ⅡAロケット3号機(H-ⅡA・F3)で打ち上げられた。
プロジェクトの目的は、無人の自律帰還型の宇宙環境利用システムによる高品質かつ大型の高温超伝導材料の製造、である。
高度500kmの円軌道で8.5ヶ月間実験を行ない、大気圏に再突入して地球で回収(小笠原東方沖の公海上を予定)されるリエントリーモジュール(REM)と、その後も軌道上で約2年間、技術データを取得するサービスモジュール(SEM)から構成される。
REMは2003(平成15)年5月30日の午前4時過ぎ(日本時間)に衛星から切断され、地球を1周した後、逆噴射して軌道を離れ大気圏に再突入、小笠原諸島東方の予定海域に着水した。同30日06:34(日本時間)(29日@940)、カプセルからの電波信号により小笠原諸島父島南東約1000kmの公海上に浮かんでいるのを確認、同日09:50(@076)、回収船に回収された。軌道からの帰還は日本の宇宙開発史上初の快挙であった。
回収後、実験装置が計画通り作動したことが確認され、宇宙空間で試料を長時間高温加熱する宇宙実験に初成功した。
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