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p53

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・生体物質編 (NSUBNBL)
読み:ピーごーさん
外語:p53 英語
品詞:名詞
2006/09/11 作成
2006/09/13 更新

蛋白質の一つで、DNA損傷を察知し、そのDNAの複製を止める機能を持つ。

また、これをコードしているDNA中の遺伝子をp53遺伝子という。がん抑制遺伝子の一つである。

p53蛋白がDNAの傷の修復が不可能と判断すると、その細胞アポトーシスが誘発される。これによって細胞が癌化することを防いでいる。p53に限らず、他のがん抑制遺伝子でも同じ現象はみられるようである。

しかしがん細胞においてはDNA中のp53遺伝子は突然変異を起こしていることが多く、もってp53蛋白は不活性化され、アポトーシスは減少してしまう。こうなると、がんは進行してしまうと考えられる。

但し、p53の活性が高まると老化が進行する。活性を上げれば良いというものではないようだ。

がんとp53

最近の研究では、前がん状態(過形成組織)ではp53遺伝子は変異していないことが明らかとなっている。また、p53が蓄積したりアポトーシスが観察されることから、DNA損傷に対する応答もあることが分かっている。

これが「がん」に進行するのに、p53遺伝子の不活性化とアポトーシスの減少が観察されている。がんの進行はその初期状態からDNA複製と密接に関連があり、そして選択的なp53遺伝子の変異に繋がっている。

老化とp53

がん抑制遺伝子は細胞の分裂を抑える。

この遺伝子の活性が高まると、細胞が死んだ後に次の細胞が出てこなくなり、老化が進行する。

用語の所属
蛋白質
53

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