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UNIX系オペレーティングシステム(OS)で、符号化されたパスワードなどの情報を格納するために使われていたファイル。
: で区切られた書式例は次の通り。rootと、一般ユーザーhogeでの例を示す。
root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
hoge:x:1000:1000:hoge,,,:/home/hoge:/bin/bash
各項目の意味は次の通り。rootとhogeの例を併記する。
2番目はかつてはパスワードが書かれていたが、セキュリティを考慮した現在は別の場所に書くようになった。これをシャドウパスワードという。
符号化されているとはいえ、現代のようにコンピューターが高性能化すると、ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)でパスワードを解読される危険性がある。そこで現在ではセキュリティのため、/etc/passwdのパスワード部分は削除して格納するのが常識である。
パスワードが格納されたファイルは、同じ書式で別名ファイルとして用意し、こちらはroot以外は参照できないようにパーミッションが設定される。このようなファイルをシャドウファイルという。
シャドウファイルは、BSDでは/etc/master.passwdだが、System V系UNIXやLinuxでは/etc/shadowとなっている。
それでも/etc/passwdを残すのは、このファイルのパスワード部分以外を使用するプログラムが存在するためである。
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