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カリフォルニア大学バークレー校(UCB)で、1991(平成3)年に開発されオープンソースのフリーソフトウェアとして公開されたBSDの一つ。
4.3BSD Net/2のリリース後の1992(平成4)年、これを基にBSD/OSを開発していたBSDiは、UNIXの著作権を保有していたAT&TのUNIX Systems Laboratories(USL)から提訴(USLは訴訟中にノベルに買収される)された。
訴訟が終わるまでの間はNet/2の公開が禁止されたため、BSD系PC UNIX開発に大きなブレーキが掛かった。その間にシェアを伸ばしたのが、新規に書かれたLinuxカーネルであった。
訴訟の中で、Net/2には僅かながらまだライセンスが必要な部分が残っていたことが判明したが、同時に、ノベルのUNIX System VにもBSD由来のコードがライセンス違反状態で使用されていることが発覚した。
そこで、Net/2からライセンスが必要な部分を削除したものを配布すること、それについては今後二度と訴訟を起こさないことというBSD側に有利な条件で和解が成立した。結果、4.3BSDの後継として、1994(平成6)年6月に4.4BSDが公開された。
4.4BSDは、従来通りAT&Tのライセンスが必要な4.4BSD-Encumberedと、AT&Tのライセンスに抵触しない4.4BSD-Liteとがリリースされた。バークレーでのBSD開発は4.4BSD-Lite Release 2までである。
現在のBSDは、全て4.4BSD-Liteシリーズが基となっている。
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