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Androidのバージョン4.2であり、10番目のリリースのうちの2番目のこと。コードネームは4.1と同じ「Jelly Bean」。
2012(平成24)年10月29日(米国時間)に発表された。
Android 4.2は、4.1の改良版で、大幅な更新はないがより使いやすくなっており、(4.1とは)異なるレベルの速度およびシンプルが得られるとしている。
最初の端末は、サムスン製のハイエンドタブレット「Nexus 10」と、LG製スマートフォン「Nexus 4」である。
4.2というバージョン番号であり、前の4.1と0.1しか違わず、しかもコードネームまで同じである。
しかし実際にはマイナーチェンジではなく、かなりの変更が入っている。
Androidは元々、シングルユーザーのOSとして作られている。adb shellでログインしても、IDやパスワードの入力などはない仕様である。
しかし、タブレットの場合は家族などで共用する例が多く、個人用のデータを他のユーザーに見られる危険性を減らしたりでき、またアプリ内データも各ユーザーごとに分けて保存できるようになる。
Bluetoothの下回りが大きく変更された。
これまで、BTスタックはLinuxでよく使われていたBlueZが使用されていたが、これが、GoogleとBroadcomが開発したBluedroidに変更された。
BlueZがGPLv2だったのが理由とみられ、これをApache License 2.0のBluedroidに変更したことになる。Androidは、カーネル以外はApache License 2.0とする方針だが、カーネルも、少しずつ脱GPLを図っているのである。
しかしながらBluedroidはまだ問題があるらしく、Nexus 7 [2012] を4.2にアップデートするとBluetooth機能に不具合が生じることが知られている。
機種により異なるが、Android 4.2.1でMSMを使っている機種ではLinuxカーネル 3.4となっている。
機種により、Android 4.2.2あたりからLinuxカーネル 3.8の採用が見られる。
Android 4.2.2以降では、adb deviceコマンドで「device offline」となり接続できなくなることがあるが、これは adb.exe のバージョンが古いためである。
Android SDKのAPIを17以上にすることで解決する。
Android 4.1は「J」から始まる「Jelly Bean」。
そこで4.2は、発表前は「K」から始まるコードネームになると噂されていた。しかし「Jelly Bean」のまま据え置かれ、「A new flavor of Jelly Bean.」(Jelly Beanの新しい風味)だとした。
日本的には「Kibi Dango」や「Kinako Mochi」や「Kashiwa Mochi」などが期待されていたらしい。
最初のバージョン4.2には、Peopleアプリ(連絡帳)の日付入力ツールに「12月がない」というバグがある。
カレンダーは正常に12月が表示されていたので、Googleの見落としが存在したらしい。折しも、マヤ歴が12月21日で終了し人類滅亡、などと騒がれていた頃に、登場するなりいきなりこのバグがあったため、話題となった。
このバグは、4.2.1で修正された。
Jelly Beanシリーズで共通するイースターエッグがある。詳細はJelly Beanを参照。
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