LASER5 Linux

元々LASER5は日本語版Red Hat Linuxを作っていた(当時は五橋研究所のOS事業部)。しかし、1999(平成11)年夏頃にケンカ別れして独自路線を進むことになった。

一番最初のバージョンがいきなりLASER5 Linux 6.0であるが、これは本来Red Hat Linux 6.0としてリリースされるはずだった。このような経緯から、Red Hat Linuxと高い互換性を持っていた。

日本語環境も充実しており、ATOKやWnn6などが標準装備されているほか、日本語版のKDEやGNOMEなどが付いているため、日本語環境のデスクトップ構築が比較的すんなりできる。

しかしLASER5 Linux 7.2 expを最後に開発は停止、現在はサポートも終了している。