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MPEG 1、2、そして2.5のレイヤー3に対応したmp3エンコーダーの一つで、GNU LGPLで配布されているオープンソースソフトウェア。
バザール形式で改良が続けられた結果、現在では音質で高い評価を受けている。CBR/VBR/ABRと3種類のビットレートに対応し、詳細なオプションが付けられるなど機能も良い。一方、エンコード速度はその高機能の所為かやや遅い。
Linux、FreeBSD、SunOS、SGI、DECなどのUNIX系OSの他、OS/2、BeOS、そしてWindows、さらにMacintosh用に疑似コンソールウィンドウを使用したバージョンなど、その移植性からくるマルチプラットフォームも人気の一つである。
そもそも、mp3エンコーダーというものは著作権とFraunhofer-Gesellschaft(FhG)などの特許の問題が常に存在する非常に厄介なものである。LAMEも当然例外ではなく、当初はISOのコードの配布制限と特許問題を避ける目的で、ISOのサンプルコードに対するパッチ、という扱いにして配布されていた。かなり黒に近いグレーな存在ではあったが、FhGからの文句は無かったようだ。
さて、2000(平成12)年5月8日のLAME 3.81betaからは遂にISOベースのコードが全て除去され著作権関係の問題は回避された。このため、LAMEはパッチではなくソースコードの配布が行なわるようになった。
但し、Fraunhofer-Gesellschaft(FhG)のMPEG Audioに関する特許の問題は依然として残されているので、今後どうなるのかは誰にも分からない。
ちなみに、ソースをコンパイルし、パッケージ化して再配布をしている人もいる。
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