PC-9801

シリーズとしてのPC-9801の最初の機種で、次のような仕様であった。

• CPU ‐ μPD8086 5MHz
• メモリー ‐ 128Kiバイト
• 漢字ROM ‐ 無し
• 外部記憶装置 ‐ 別売り
  • 8インチまたは5インチ2Dのフロッピーディスクドライブ
  • CMT(カセットテープレコーダー)
• 定価 ‐ 298,000円

この仕様を基本として、後に様々な後継機が登場した。

PC-8800シリーズの上位機種として開発されたコンピューターであり、CPUが8086でありながら、Z80互換だったPC-8800シリーズの雰囲気を残した設計がなされている点が特徴である。

2009(平成21)年2月23日、社団法人情報処理学会は第1回情報処理技術遺産の一つに、PC-9801を認定した。