Windows Embedded

読み:ウィンドウズ・エンベディッド
外語:Windows Embedded 英語
品詞:名詞

Microsoft Windowsを元に作られた、組み込み用オペレーティングシステム

目次

通常のWindowsと互換性があるため、使用できるアプリケーションも多く、またプログラマーも多くいるため開発しやすいことを特徴とするらしい。

提供される機能は、通常のWindowsまたはWindows CEに準じる。

種類

米国時間2008(平成20)年4月15日に米Microsoftが発表したWindows Embeddedのロードマップ(計画)によると、次のような製品群で展開される。

  • Windows Embedded Compact (旧称Windows Embedded CE)

    Windows CEベースのOSで、リアルタイムOS的な機能もある。

  • Windows Embedded Standard (旧称Windows XP Embedded)

    Windows NT系のOSで、XP/Vistaあるいは7などと基本的に同じもの。

  • Windows Embedded Enterprise

    Windowsを、組み込み機器専用にライセンスする形態のもの。

  • Windows Embedded POSReady (旧称Windows Embedded for Point of Service)

    POS端末向けOS

用例

例えば、Windows Vista SP3ベースの「Windows Embedded Standard 2009」を用いたスマートフォンが支那で販売されている。ただ、どちらかというとスマートフォンというよりは通話機能も持った小型PCというイメージである。

また、コンビニエンスストアにも多く使われている。多機能なサービス提供端末であるキヨスク端末はもちろん、近年はPOS端末自体Windows Embedded採用ということもある。

用語の所属
Microsoft Windows

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