コードページ

読み:コードページ
外語:CP: Code Page 英語
品詞:名詞

文字集合(CCS)を表わす番号、あるいはその番号で表わされる文字集合(CCS)のこと。

目次

世界各国で、必要となる文字が異なる。使われる言語が異なるからである。

電子計算機の性能が低い頃は、全世界の文字を一つで扱うことはできず、性能の範囲内で必要となる文字を集め、それを文字集合として用いた。

この識別のため、文字集合には番号が付けられ管理され、これをコードページという。

但しコードページは公的な規格ではなく、各社が独自に管理するものである。IBMやMicrosoftが、それぞれ自社システム用に管理している。基本的に両者は一致することが多いが、そうでないものもある。

Microsoftのコードページ

種類

MS-DOSMicrosoft Windowsで使われているものである。

次のように分類されているようである。

  • SBCS(シングルバイト文字集合)
  • DBCS(ダブルバイト文字集合)
  • OEMコードページ
    • Windows OEMコードページ
    • Windows ANSI & OEMコードページ
  • ISOコードページ

但し、複数のグループで重複もある。

日本では、日本語シフトJISを表わすMicrosoft Windows Codepage : 932が代表的であるが、この932は「DBCS」と「Windows ANSI & OEMコードページ」の双方に分類されている。

なお、番号の大小と歴史的な新旧はあまり関係がない。

1バイト符号

  • 437 (US)
  • 720 (Arabic)
  • 737 (Greek)
  • 775 (Baltic)
  • 850 (Multilingual Latin Ⅰ)
  • 852 (Latin Ⅱ)
  • 855 (Cyrillic)
  • 857 (Turkish)
  • 858 (Multilingual Latin Ⅰ + Euro)
  • 862 (Hebrew)
  • 866 (Russian)
  • 874 (Thai)
  • 1250 (Central Europe)
  • 1251 (Cyrillic)
  • 1252 (Latin Ⅰ)
  • 1253 (Greek)
  • 1254 (Turkish)
  • 1255 (Hebrew)
  • 1256 (Arabic)
  • 1257 (Baltic)
  • 1258 (Vietnam)
  • 28951 (ISO-8859-1、Windows 28591)
  • 28592 (ISO-8859-2、Windows 28592)
  • 28593 (ISO-8859-3、Windows 28593)
  • 28594 (ISO-8859-4、Windows 28594、Baltic)
  • 28595 (ISO-8859-5、Windows 28595、Cyrillic)
  • 28596 (ISO-8859-6、Windows 28596、Arabic)
  • 28598 (ISO-8859-8、Windows 28598、Hebrew)
  • 28599 (ISO-8859-9、Windows 28599、Turkish)
  • 28605 (ISO-8859-15、Windows 28605、Latin 9)

マルチバイト符号

関連するリンク
http://www.microsoft.com/globaldev/reference/WinCP.mspx
用語の所属
文字コード
CP

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