通信用語の基礎知識 IPv4
戻る
全国のICカードこれひとつ

ピンポン伝送

辞書:通信用語の基礎知識 固定電話技術編 (WTELFT)
読み:ピンポンでんそう
品詞:さ変名詞

記事の有効期限について

この記事は更新履歴情報のない、旧形式項目です。久しく更新されておらず、古い記述を含む可能性があります。

更新すべき内容を見つけた場合は、ページ末の報告フォームよりお知らせください。また、現在当サイトは編集仲間を求めています

時分割二線式双方向通信。

日本のISDNや128kbpsまでの専用線で使われている伝送方法で、上りと下りを交互に伝送する方法の俗称。使用帯域0〜320kHz。

この日本独自の伝送方式は、使用帯域がADSLと重なってしまう。そのためADSLには日本独自仕様ともいえるITU-T G.992.2(G.lite)ができた。伝送符号にはAMI方式が使われている。

このような伝送方法が考案されたのは、既存のアナログ回線に更に128bpsのISDN用信号を流すにあたり、元々の電話信号に妨害を与えてはならないという当然の理由からである。日本と米国等では解決方法が異なるが、日本ではピンポン伝送方式が採用された(米国等ではエコーキャンセラー方式と呼ばれる方法が使われる)。

この方式の信号伝達するためには、局側にSLT、加入者側にDSUが必要となる。これは、モデムが電話回線を使ってディジタル信号を送受信することに似ている。

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club