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高速データ暗号化アルゴリズム。
NTTにより開発され、1987(昭和62)年10月からクレジット情報データ通信システムCAFIS(Credit And Finance Information System)に導入された慣用鍵暗号方式のブロック暗号。
ICカード等のチープなプロセッサー向けに設計された暗号アルゴリズムが最初で、FEAL-8と称された。これはDESよりも高速である点を長所とした。
1990(平成2)年には、FEAL-8をベースとして、より暗号を強化した新たなアルゴリズムとしてFEAL-N/NXが開発された。
暗号化/復号化の鍵はNTTのセンターと端末の両方にあり、鍵長は64ビットか128ビットである。
回転数(段数)がNで鍵長64ビットのものをFEAL-N、回転数(段数)がNで鍵長128ビットのものをFEAL-NXと呼ぶ。
これを著している時点での最新は、FEAL-32Xである。
FEALは、発表直後から様々な暗号解読による攻撃を受けた。
差分解析法、線形解読法の登場(双方ともFEALに対する攻撃から生まれた)により暗号を破ることが可能となったため、現在では利用できない暗号手法となっている。
以降NTTは、安全性と処理効率から、同社開発のCamellia(カメリア)の使用を推奨している。
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