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ICO

辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT)
読み:あいこ
外語:ICO: Intermediate Circular Orbit 英語
品詞:会社名,商品名
2005/04/19 更新

インマルサットからスピンオフした企業で、ヒューズ社が後ろ盾となり、全地球で電話サービスを提供する目的で設立された企業。および、ICO社の提供する中軌道周回衛星を使って全世界をカバーするTDMA方式衛星携帯電話サービスの名。通話のほか、2400bps〜9600bpsまでのデータ通信にも対応する。将来的にはパケット回線をGPRS互換にし、144kbps〜384kbpsにまで高速化する予定の、衛星携帯電話の3Gを標榜するサービスである。

衛星軌道高度は10,335km。衛星数は10機で、その他2機の予備衛星が待機する予定。

2000(平成12)年第4四半期にサービス開始予定だったが、まだ一機も衛星を打ち上げていない1999(平成11)年8月に米連邦破産法11条(会社更生法)を申請。同法7条(会社清算=破産)寸前であるにも関わらず、2000(平成12)年3月12日に1号衛星打ち上げを決行するが、事もあろうか3月12日 14:49(UTC)(@659)、制御不能に陥り落下、打ち上げに失敗し、早くも1機衛星を失ってしまった。

その後、2000(平成12)年5月に、Craig McCaw氏率いる国際投資グループから12億ドルもの投資を受けて11条適用状態を脱出した。これ以降の話を前と区別する場合、この新たなICOをNew ICOあるいは新生ICOと呼ぶ。

2001(平成13)年には初号機の打ち上げに成功、2003(平成15)年にサービスを開始する予定であったが、今もなお衛星が1機上がっただけの状態。期待はされたが、今となっては夢想である。衛星通信の一般化と低廉化はまだまだ遠いようである。

用語の所属
衛星携帯電話
関連する技術
TDMA
GPRS

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