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IrCOMM

辞書:通信用語の基礎知識 通信手順上編 (CPINFO)
読み:アイアーコム
外語:IrCOMM: Infrared Communications Protocol 英語
品詞:固有名詞
2010/02/08 作成
2015/04/09 更新

IrDAで、通信ケーブルを模して互いに情報交換をするための規格。

赤外線通信で、RS-232Cシリアルポートをエミュレーションするためのプロトコルである。

これにより、従来の有線によるデータ転送をそのまま赤外線に置きかえることが可能となる。

機能

IrCOMMはアプリケーションに対し「仮想シリアルポート」を提供し、旧来のシリアルポートを使用したアプリケーションをIrDAへ移行させることを容易にする。

RS-232Cのうち、DB9(D-sub 9ピン)にある信号は網羅される。

レイヤー

IrCOMMはセッション層(レイヤー5)のプロトコルで、概ね上から下に、次のような階層構造で実装される。

  • IrCOMM
  • IrTTP
  • IrLMP
  • IrLAP
  • IrPHY

用途

IrCOMMの上で、さまざまなアプリケーションが動作する。

例えば、赤外線を利用してプリンターで印刷したり、モデムを接続したりといった用途がある。携帯電話機であれば、IrMCよりも更に多機能な情報交換などに利用できる。

またNTTのICカード対応ISDN公衆電話もIrCOMMに対応しており、対応携帯端末をISDNのTAとして利用することができる。

派生

IrCOMMは汎用性の高い機構であり、赤外線通信以外でも使われている。

例えばBluetoothでは、ほぼ同じ機能を持つプロトコルRFCOMMとして利用されている。

用語の所属
通信プロトコル
IrDA
関連する用語
IrMC
IrOBEX
RFCOMM

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