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令和

辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道政治編 (LFOLKESP)
読み:れいわ
外語:Reiwa 英語
品詞:名詞
2019/05/16 作成
2020/01/02 更新

日本の元号の一つで、大化から数えて232番目の元号。平成の後で、これを著している現時点での元号である。

徳仁の在位期間と同じとなる見込みである。

令和は、徳仁が即位する日、2019(令和元)年5月1日から始まった。

天皇の即位にともない三つの儀式が順に次の通り執り行なわれ、これをもって名実とも令和の御代となった。

  • 剣璽等承継の儀 2019(令和元)年5月1日 ‐ 三種の神器(祖宗の神器)
  • 即位の礼 2019(令和元)年10月22日 ‐ 高御座(京都御所から移送)
  • 大嘗祭 2019(令和元)年11月14日・15日 ‐ 民の稲(栃木県・京都府)

右に書かれたものは儀式に使われたものである。

経緯

  • 2016(平成28)年8月8日: 第125代天皇陛下が映像として臣民お言葉を発布

    その内容を簡潔にすると、高齢で職務を全うできないため、そろそろ皇太子殿下に譲位するべきである、とのことであった。

    天皇陛下の言葉を重く受け止めた政府は法整備含め準備にかかり、2019(平成31)年4月1日に新元号の発表、2019(令和元)年5月1日に譲位、という段取りを決定した。

  • 2019(平成31)年4月1日: 新元号として「令和」を発表 (菅義偉官房長官)

    これに伴い元号法により平成に改元する政令「元号を改める政令(平成31年政令第143号」が公布された。

  • 2019(令和元)年5月1日: 令和に改元、平成が終わる

    皇太子徳仁親王殿下が践祚し、第126代天皇陛下に即位した。

発表

2019(平成31)年4月1日の午前11時半過ぎ、内閣府の辞令専門官、茂住修身の墨書を額に収め、内閣官房長官の菅義偉官により記者会見で発表された。

その形式は小渕恵三内閣官房長官(当時)の平成の発表にならい、同様に墨書を額を自身の右側に掲げつつ、平成の時と同様、「新しい、元号は、令和であります。」と述べた。

ちなみにこの時の生中継で、NHKは令和と書かれた額の真上に手話のワイプを被せて見えなくしてしまうという痛恨のミス「かぶり」をしてしまった。

政令と告示

官報

元号は、2019(平成31)年4月1日の朝に決定され、官報「「平成31年4月1日 官報 号外特第9号」の政令および告示」で公告された。

政令で元号の字が、告示でその読み方が定められている。

元号を改める政令

元号を改める政令の全文は以下の通り。

元号を改める政令

(平成三十一年政令第百四十三号)

御名御璽

内閣は、元号法(昭和五十四年法律第四十三号)第一項の規定に基づき、この政令を制定する。

元号を令和に改める。

附則

この政令は、天皇の退位等に関する皇室典範特例法(平成二十九年法律第六十三号)の施行の日(平成三十一年四月三十日)の翌日から施行する。

告示

同時に官報で公告された告示全文は以下の通り。

告示

内閣告示第一号

元号を改める政令(平成三十一年政令第百四十三号)の規定により定められた元号の読み方は、次の通りである。

令和(れいわ)

平成三十一年四月一日

日本最古の歌集「万葉集」の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」の序文を由来とする。従来は慣例的に支那の古典を由来としていたため、日本の古典に由来する元号は初めてとなる。

当該の梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序の該当部分は次の通りである。

初春(しよしゆん)令月(れいげつ)にして、気()く風(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)()(ひら)き、(らん)珮後(はいご)(かう)(かをら)す。

「令月」から令、「風和ぎ」から和、がそれぞれ採られた。

なお、元号の字そのものには思い入れはあっても意味は本来的には存在しないが、海外への広報用として、外務省は令和に「Beautiful Harmony」という訳語を付けるよう案内している。

なお、「令和」の考案者は公表されていないが、万葉集が専門の国文学者で国際日本文化研究センター名誉教授の中西進ではないかと考えられている。中西進は自著を出す筑摩書房(東京)に対し、万葉集は「令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点です」とのコメントを送信しており、増刷の際にこのコメント入りの帯に変更されている。

元号に関する懇談会

政府が、元号を選定するにあたり、「元号に関する懇談会」として有識者を集めた。次の9名である。

  • NHK会長 上田良一
  • 民放連=日本民間放送連盟会長 大久保好男
  • 日本私立大学団体連合会会長 鎌田薫
  • 経団連名誉会長 榊原定征
  • 日本新聞協会会長 白石興二郎
  • 前最高裁判所長官 寺田逸郎
  • 作家 林真理子
  • 千葉商科大学国際教養学部長 宮崎緑
  • 京都大学iPS細胞研究所所長 山中伸弥

マスコミの人間ばかりの中に、政財界、法曹界から起用したほか、ノーベル医学生理学賞受賞者の山中伸弥京都大教授、直木賞作家の林真理子、などが起用されている。

候補

政府は、懇談会に6つの原案を示したとされる。

  • 令和(れいわ) 万葉集
  • 英弘(えいこう) 古事記
  • 久化(きゅうか) 支那古典
  • 広至(こうし) 日本書紀、支那古典「詩経」
  • 万和(ばんな) 支那古典「文選」
  • 万保(ばんぽう) 支那古典

懇談会は、出典を日本の古典にすることで一致し、そして「令和」を推す声が最も大きかったとした。

令和を1文字にした組文字として「」がある。国際的にはUnicodeによって標準化されているが、日本のJIS X 0213で採用されるかどうかは不明である。

天皇陛下の即位と天気

天皇陛下が高齢を理由に退位の意思を表明したことから、譲位されることになった。5月1日に新天皇が即位してから、正式に即位を表明する儀式10月22日の「即位礼正殿の儀」の日までの空欄期には、地震や台風などの自然災害が相次いだ。

儀式のさいに用いる宝物「三種の神器」の一つ「草薙剣」(天叢雲剣)は雨を降らせるなど祟りをもたらす霊力を持った剣で、平成最後〜令和最初の日も、この剣の霊力で雨が降った。即位礼正殿の儀でも雨が降るが、この儀式では前日に台風が上陸前に温帯低気圧に変わったり、儀式が始まると晴れて虹が架かったりしたため注目を集めた。

21日

天叢雲剣「台風20号呼び寄せたろ。めちゃくちゃ雨降らせたろ」

台風20号「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」

天皇陛下「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」

台風20号「(´・ω・`)ショボーン」 →温帯低気圧へ

22日

天叢雲剣「台風20号はやられたか…奴は四天王の中で最弱…それでも雨は降らせたろ」

雨雲「ザザーーーー」

天皇陛下「天照様、これから即位礼正殿の儀をします」

天照大神「見に来ちゃった///」

→晴れた上に虹まで架かる

また、この雨のため延期されていたパレード「祝賀御列の儀」の日(11月10日)も、儀式の間はよく晴れ、儀式が終わると雲が出てくるという現象が見られた。

用語の所属
元号
関連する用語

平成

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