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動詞

辞書:文化用語の基礎知識 言語編 (LLN)
読み:どうし
外語:verb 英語 , verb/o エスペラント
品詞:名詞
2002/02/10 作成
2010/01/29 更新

品詞の一つで、人や物の動作を表わす語。

主に行動、作用、状態、存在などを表現する語であり、主語や目的語と共に用いられて文を作る。

時制を持つ言語の場合は、この時制を動詞で表現するものが多い。

日本語では、形容詞・形容動詞などと共に「用言」に属する。

分類

動詞の基本的な分類は次の通り。

  • 自動詞 (主語のみを取る動詞)
  • 他動詞 (主語と一つの目的語を取る動詞)
  • 複他動詞 (主語と複数の目的語を取る動詞)

動詞4分類

言語学では、Vendlerの動詞4分類も使われる。

  • 状態動詞(state)
  • 動作動詞(action)
  • 達成動詞(achievement)
  • 到達動詞(accomplishment)

日本語

分類

現代日本語の口語文の動詞は、次の三種類に分類する。

  • 五段動詞 (語幹が子音で終わるもの)
  • 一段動詞 (語幹が母音で終わるもの)
  • 不規則動詞 (「来る」(カ行変格活用)、「する」(サ行変格活用)、など)

後に述べるが、それぞれ、五段活用、一段活用、変格活用をする。

言い切りの形は、一般にウ段の音で終わる。但し文語の場合、ラ行変格活用動詞(ラ変動詞)に限って「り」とイ段の音で終わる。ラ変動詞は、「あり」「をり」「はべり」「いまそがり」の四語のみである。

活用形式

現代日本語の口語の動詞には、次の5種類の活用形式がある。

  • 五段活用
  • 上一段活用
  • 下一段活用
  • カ行変格活用
  • サ行変格活用

文語の動詞では、次の9種類の活用形式がある。

  • 四段活用
  • 上二段活用
  • 下二段活用
  • 上一段活用
  • 下一段活用
  • カ行変格活用
  • サ行変格活用
  • ナ行変格活用
  • ラ行変格活用

五段活用

現代日本語の口語における活用形で、活用語尾が「アイウエオ」と五段全てに渡るものをいう。

例えば「走る」(ラ行五段活用)を以下に例とする。

  • 未然形: ら‐ない、ろ‐う
  • 連用形: り‐ます、っ‐た
  • 終止形: る
  • 連体形: る‐時
  • 仮定形: れ‐ば
  • 命令形: れ‐!

文語では、仮定形の代わりに已然形となる。

文語における四段活用に対応する。文語の歴史的仮名遣ひ「走らう」の未然形が現代仮名遣いで「走ろう」に変化したため、結果として未然形がア段だけでなくオ段にも活用するようになり、四段活用は五段活用に変化したのである。

ヨーロッパ言語

形による活用

動詞の活用形として、次のようなものがある。

日本語の活用と用途は同様だが、日本語の場合は活用助詞を用いるのに対し、ヨーロッパ言語では単語そのものが変わってしまうこともある。

変化も、人称、単数複数で変化することもある(例えば英語の三単現こと三人称単数現在形)。

エスペラント

エスペラントでは、動詞語尾は時制などで変化する。

  • 不定形: -i
  • 現在形: -as
  • 過去形: -is
  • 未来形: -os
  • 仮定形: -us
  • 命令形: -u

動詞の活用はルールがあり例外は一つも存在しない。このため、不規則動詞は存在しない。

関連する用語
不定形
be動詞

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