正字体

読み:せいじたい
品詞:名詞

漢字の字体で、漢字の歴史から見て規範となる正しい字体のこと。

支那・清の時代に出来た漢字辞典(字書)『康熙字典』(こうきじてん)の字体を普通正字体(康熙字典体)とし、明朝体活字のおおもととして広く印刷用書体として使われてきた(書き文字は別に古くから略した字やくずし字が広く使われていた)。戦後の文字改革で略字を印刷用にも用いるよう定められたので、旧字ともいう。

旧JIS C 6226、現JIS X 0208で規定される、日本語漢字文字コードでは主に第2水準に振り分けられている。

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