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ゲルマン民族に属するゴート族の一分派。3世紀頃にドナウ川北岸に定着し、東ゴート族と分かれた。
東ゴート族と違い多数のキビタスに分かれローマ領で略奪などを行なっていたが、4世紀後半東ゴートの支配下に入った。370年ころ西進してきたフン族が東ゴートを征服すると、西ゴートの大部分は376年フリティゲルンに率いられモエシアに移住した。これが民族大移動のきっかけとなった。ローマに圧迫にアドリアノープルの戦いを起こし、ビザンティン皇帝バレンスを敗死させ、ローマの同盟者としてトラキアに定住した。5世紀初めアラリック王の時、再度ローマと敵対し、イタリアに侵入し、ワリア王の時に南ガリアからイスパニアの大部分を領土とする西ゴート王国を樹立した。テウデリック王の時、フン族の王アッティラがガリアに侵入し、彼はローマを助けアッティラを破り、さらにエウリック王の時にはローマ文化を取り入れて、最古のゲルマン法典として名高い "エウリック王法典" を編纂させた。
6世紀頃から地方豪族勢力の擡頭して弱体化し、フランクに南ガリアを奪われたが、イタリアの東ゴート王国と同盟を結びフランクと対抗した。レカド王はアリウス派の信仰を捨てカトリックに改宗し、ローマ人融和を進めたが、711(和銅4)年にアフリカからのイスラームによって滅ぼされた。
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