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講談社刊の少年向け週刊まんが雑誌。
平成9(1997)年、念願だった集英社のジャンプをついに追い越した。しかしジャンプを抜くために編集部の方針をジャンプ以上に凶悪にした結果、その悪行の数々はジャンプのそれを遥かに凌駕するものとなった。
対抗誌ジャンプの編集は横から口出しして "売れる路線"(主に格闘系の勝負ネタ)の投入を促す程度だが、マガジンは内容の企画、ネーム、演出に至る全ての過程に編集部が口出し、添削、強制を行ない、内容の殆どを編集部が作っているのではないかとすら言われるほどである。マスメディア上でも「マンガ家に任せててもダメ。いいマンガというのは編集者が音頭を取ることで初めて成り立つ」とまで公言してしまうほどの状況である。
この方針自体はかなり以前からあったが、"GTO" の成功(そもそも鬼塚が教師になる、という根本的なアイディア自体、編集部によるもの)が自信となって状況に拍車をかけてしまったと見られている。
他誌では最初のネタ出しは比較的作者任せな事が多いが、マガジンの場合は "現在のマガジンで必要と思われるネタ以外は新連載も許可されない" という素晴らしい状況が待っている。また編集部が企画したネタで新人にマンガを "描かせる" ことも多い。それでもジャンプは脅威に映るのか、あるいは今後の展開に行き詰まっているのか "ジャンプテイストの導入" を必死に模索してはいる(これ自体が "編集部の企画出し" である)。
マガジンは、いわゆるマンガファンでなく普段ドラマなどを見ているような一般読者、サラリーマン、OLが読めるようなドラマチックで現実味のある話の展開を中心に構成する、というのが基本のようで、設定そのものが現実離れしてても、演出やテーマはこの路線を大きくは外れないようにされ、例えばジャンプは "物理法則無視の仮想世界" が多いのに対し、マガジンは "実際に起こりうる仮想世界" 的な作品が多い。金田一少年の事件簿でも "マガジンじゃ、一度死んだら生き返れないんだぞ" などの名言が飛び出したりする。
またサンデーやジャンプと違い、必ずしも毎週読まなければ理解できないような話の展開は極力避けるという方向性があり、そのため読み捨てが利くストーリー展開にされやすいという、ジャンプとは違った意味での変な路線介入が存在したりする。
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