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中之島線

辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道地理・近畿編 (RGEOK)
読み:なかのしません
外語:Nakanoshima Line 英語
品詞:固有名詞
2011/04/18 作成
2015/05/16 更新

京阪電気鉄道の路線の一つ。盲腸線

基本情報

  • 総延長: 3.0km
  • 軌間: 1435mm軌道(標準軌)
  • 駅数: 5駅(起点、終点の駅を含む)
  • 単線複線: 全線複線
  • 電化区間: 全線電化架空電車線方式直流電化1500V
  • 閉塞方式: (未確認)
  • 保安装置: (未確認)
  • 運転速度: 未確認)
  • 所要時間: 中之島駅〜天満橋駅: 約7分

起点・終点

  • 起点: 中之島駅
  • 終点: 天満橋駅

区間

  • 中之島駅〜天満橋駅

沿革

  • 2001(平成13)年7月10日: 中之島高速鉄道株式会社設立
  • 2001(平成13)年9月18日: 中之島高速鉄道株式会社が大阪府と大阪市の出資を受け第三セクターに
  • 2003(平成15)年: 着工
  • 2008(平成20)年10月19日: 中之島駅〜天満橋駅 開業、同日より京阪本線と直通運転開始
  • 2014(平成26)年4月1日: 駅ナンバリングの導入を開始(駅名標の更新は年末から翌年頃)

由来

運輸政策審議会が1989(平成元)年5月31日に行なった答申「運輸政策審議会答申第10号」に基づいて建設された路線である。

京阪電気鉄道大阪府大阪市、金融機関などが出資して作られた第三セクター、中之島高速鉄道株式会社が、この路線を建設し、現在保有している。

したがって中之島線は上下分離方式で運営されており、京阪電気鉄道が第二種鉄道事業者、中之島高速鉄道が第三種鉄道事業者となる。

延伸計画

西への延伸

2004(平成16)年10月に出された「近畿地方交通審議会答申第8号」では、「中之島新線(北港テクノポート線)延伸」が、中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線とされた。

中之島線を中之島駅からさらに西に延伸するもので、具体的には、中之島駅から、西九条駅(JR大阪環状線・阪神なんば線)を経て、阪神高速2号淀川左岸線の島屋出口付近(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)の北側)に新桜島駅(仮称)を建設、さらに西に伸ばし、埋立地の舞洲、夢洲を経て、コスモスクエアへと至る区間が示されている。

ただし答申は、この区間を複数の事業者が建設することも想定している。新桜島駅(仮称)〜舞洲〜夢洲〜コスモスクエアの西端の区間は、計画中だが建設目処が立っていない北港テクノポート線と経路が重複しているため、「中之島新線(北港テクノポート線)延伸」なる微妙な表現になっている。

元々は大阪五輪が開催されたとき、夢洲(ゆめしま)に大阪五輪記念公園が建設される計画だったのだが、2008(平成20)年の大阪オリンピック招致に失敗したため計画頓挫した。コスモスクエアへと夢洲を結ぶ海底の埋没トンネル「夢咲トンネル」は建設され、道路部分は供用されているが、鉄道部についてはまったく目処が立っていない。

当面の予定

現在はどん詰まりになっている中之島駅だが、本来は、中之島線と同じく「運輸政策審議会答申第10号」の計画路線である「なにわ筋線」との乗換駅になるはずだった(中之島線が東西、なにわ筋線が南北を結ぶ路線である)。

しかしなにわ筋線の建設目処が立たないため中之島線の状況は非常に厳しく、このため京阪は他路線と連絡できる、中之島駅〜西九条駅の延伸を強く希望している。ただし、京阪単独での延伸は資金面で目処が立たないことから、国や大阪府などの補助を求めている。

西九条からさらに西の区間については、USJなどがあるユニバーサルシティへのアクセスは一定の需要が見込めるため、(予算の目処が付けば、という前提だが)延伸の可能性は高いと見込まれている。西九条駅〜桜島駅は既に桜島線(JRゆめ咲線)が通っているが、これとは異なる路線を建設することになり、競合する。また、西九条駅〜千鳥橋駅間は阪神なんば線と並走することになる。

さらに、新桜島駅(仮称)〜舞洲〜夢洲〜コスモスクエアへの北港テクノポート線と重複する区間への延伸も、京阪は意欲を見せている。これは、橋下徹知事が2008(平成20)年8月5日、大阪府庁舎をコスモスクエアにある大阪府咲洲庁舎(旧称・大阪ワールドトレードセンタービルディング、通称コスモタワー)に移転する考えを示したことによるものと思われる。ただ現時点では、府庁舎の移転も含め、目処が立っていない。

起点終点

中之島線は、公的(鉄道要覧に記載)には中之島駅を起点とする。

しかし運行上は天満橋駅を起点としており、天満橋駅方向が上り列車となる。

この方向性については京阪本線も同様であり、京阪本線に合わせてこのようになっている。

状況

列車種別

現行の列車種別は、速い順に次のとおりである。

  1. 快速急行・通勤快急
  2. 準急・通勤準急
  3. 区間急行
  4. 普通

2011(平成23)年5月28日のダイヤ改正で大幅減便し中之島線は閑散支線化が確定した。

種別の特徴

特急と急行を除く種別のうちの一部が、天満橋駅から中之島線に入る。

時間帯にもよるが、2013(平成25)年現在は、天満橋発の西方向列車のうち、1/3程度が中之島線に入る。

少ない需要

京阪は、快速急行や区間急行を中之島線に流し込み需要喚起を続けていたが、まったく需要が上がらなかった。

「なにわ筋線」が無い現状の中之島線は単なる盲腸線に過ぎないからである。本線から北に200m程度しか離れておらず、中之島線の最大のライバルが本線という状況では如何ともし難い。

さらに、実際になにわ筋線ができても中之島線の需要が高まるかは不透明で、せめて西九条まで伸びれば阪神からの乗り換え客が期待できるところである。

こうして、まずは2011(平成23)年5月28日のダイヤ改正で大幅減便されることになったのである。

将来、延伸によって客が増えれば、増便することもあるだろうが、まずは計画路線の建設あるいは延伸が先になる。

接続する主な路線

天満橋駅と渡辺橋駅以外に、公式な乗換駅はない。以下は、乗り換えに徒歩10分以上を厭わない人向けのための情報である。

主な橋

(不明)

主なトンネル

(不明)

主な峠

はない。

経由する自治体

関連するリンク
えきから時刻表 中之島線
用語の所属
京阪電気鉄道
関連する用語
運輸政策審議会答申第10号

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