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Μ-Ⅴロケット1号機

辞書:科学用語の基礎知識 天文学ロケット編 (UROCKET)
読み:ミューファイヴ・ロケット・いちごうき
外語:M-V-1 英語
品詞:固有名詞
2010/05/22 作成

宇宙科学研究所(ISAS、現JAXA)により開発されたΜ-Ⅴロケットの1号機。

Μ-Ⅴロケットの1号機であり、Μ-Ⅴロケットとして初めて打ち上げられた。

1997(平成9)年2月12日13:50(@243)に内之浦宇宙空間観測所よりランチャ設定上下角82.6°、発射方位角92.9°で発射され、成功した。

ロケットの仕様

  • 一段目: M-14
  • 二段目: M-24
  • 三段目: M-34a
  • キックステージ: KM-V1

ペイロード(積載物)

気象

ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、南東の風7m/s(6m/cBeat)だった。

計画

Μ-Ⅴロケット1号機は四段式で、四段目にキックモーターが付けられた。

沿革

発射218秒(252cBeat)後に第三段モーターに点火、発射344秒(398cBeat)後に第四段キックモーターに点火した。

燃焼終了後に近地点高度約220km、遠地点高度約21,000km、軌道傾斜角約31°、周期6時間11分の、予定の長楕円軌道(軌道要素は打ち上げ成功時に発表された暫定値)に投入した。

MUSES-Bから発信された第四段から分離された信号を地上局で受信したことで打ち上げの成功が確認され、衛星名「はるか」が命名された。

用語の所属
Μ-Ⅴロケット
JAXA
関連する用語
はるか

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