いぶき

読み:いぶき
外語:IBUKI 英語
品詞:固有名詞

日本の温室効果ガス観測技術衛星。2009(平成21)年1月23日に打ち上げられた。

目次

基本情報

沿革

  • 2008(平成20)年10月15日: 愛称「いぶき」(IBUKI)を発表
  • 2007(平成19)年11月5日: 打ち上げ予定日の発表
  • 2009(平成21)年1月23日: 打ち上げ成功
  • 2014(平成26)年5月25日08:00(@000): 観測停止 (太陽電池パドルの片方が故障)
  • 2014(平成26)年5月30日: 運用再開

軌道情報

NORAD(北米防空司令部)によると、2行軌道要素は次の通りである。

GOSAT

1 33492U 09002A 09032.82621438 -.00002875 00000-0 -50582-3 0 303

2 33492 98.0358 144.3070 0001943 173.6269 186.4868 14.66924659 1415

開発

JAXAと、独立行政法人 国立環境研究所、環境省による、温室効果ガス観測技術衛星である。温室効果ガス観測センサーを搭載し、主に二酸化炭素の観測を行なう計画。

定常観測を主体とする衛星としては世界初となるものである。

当初は2007(平成19)年頃の打ち上げが予定されていたが、遅延した。

なお、開発に要した費用は183億円と発表されている。

名前

愛称の「いぶき」は公募による。2008(平成20)年7月10日〜2007(平成19)年9月10日まで募集された。

これは打ち上げ前の2008(平成20)年10月15日に発表された。応募総数12,683件、有効応募総数11,719件、愛称点数3,789点で、このうち「いぶき」は630件を占めたとされる。

選定理由は、「地球の息づかい、息吹である二酸化炭素を観測する衛星」という意味合いは、GOSATのミッション内容を正確に表現しているため、としている。

関連するリンク
温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT」
用語の所属
人工衛星
関連する用語
H-ⅡAロケット
H-ⅡAロケット15号機

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