たいやき

読み:たいやき
品詞:名詞

大判焼や人形焼の親戚で、鯛の型をしたもの。

目次

東京都港区麻布十番の「浪花家総本店」が1909(明治42)年に創業された際、創業者の神戸清次郎が「きんつば」から案を得て作ったとする。鯛は、縁起物だが庶民の手には届きにくかったことからモデルとなった。

この店は、1975(昭和50)年に登場し大ヒットした曲「およげ!たいやきくん」のモデルにもなっており、歌に登場する「店のおじさん」は三代目店主、神戸守一である。また、この店には暖簾分けの店が多数あるとする。

中身は餡子が一般的だが、クリームなどの場合もある。

2009(平成21)年で誕生から100周年を迎えたが、今もなおたいやき屋は屋台の代表の一つであり、老若男女問わず人気がある。このためか、たいやきをモチーフにした曲なども多い。

また映画、ドラマ、ゲーム等でも小物としてよく登場、Kanon月宮あゆの好物で、ONE里村茜は食べたがったが食べられなかった。

浪花家総本店 三代目 神戸守一は、生前の2009(平成21)年11月、たいやき100周年で夕刊フジのインタビューに応じた際「たいやきってのは、厳選した良い材料だけを使った、アンたっぷりの熱々のたいやきを、男なら頭からガブリ、女なら慎ましく尾っぽからパクって行くのが王道だよ」と述べた。

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