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ジスルフィド結合

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質構造編 (NSUBYS)
読み:ジスルフィドけつごう
外語:disulfide bridge 英語
品詞:名詞
2007/05/05 作成
2007/06/11 更新

チオールが持つスルフヒドリル基(‐SH)が酸化され、二個の‐SH基により作られた‐S‐S‐という結合のこと。

この結合は、様々なペプチド鎖(アミド結合)の間を結んでいる。

ジスルフィド結合を含む低分子には、酸化型グルタチオン(GSSG)、シスチン、ホモシスチン、リポ酸などがある。

蛋白質のジスルフィド結合は、二つのシステインが酸化してできたシスチン残基中に存在するものである。これが、蛋白質の二次構造(立体構造)の保持に重要な役割を担っている。

蛋白質のジスルフィド結合では、次のような特徴を有している。

  • 立体構造保持に極めて重要である
  • システイン+システイン=シスチン
  • 分子内S‐S結合と、分子間S‐S結合がある
  • 分子内での位置はあらかじめ決められている

二つの結合

蛋白質中のジスルフィド結合は、分子内S‐S結合と、分子間S‐S結合に大別される。

分子内S‐S結合は蛋白質分子の構造維持に寄与する。

分子間S‐S結合は蛋白質分子間の結合に寄与する。

遺伝子に書かれた結合位置

蛋白質のジスルフィド結合は、アミノ酸の一つシステインが担っている。

このため、蛋白質分子中のジスルフィド結合がどこで形成されるかは、遺伝子にあらかじめ書かれていることになる。

なお、蛋白質の高次構造形成は、やはり蛋白質である、分子シャペロン(別名、蛋白質シャペロン)が担っている。

適度な数

ジスルフィド結合は蛋白質の構造維持に欠かせない存在である。

全く無ければ蛋白質は簡単に失活(機能しなくなる)するが、あまり数が多くても、ケラチンのように固い蛋白質となってしまう傾向にあるようだ。

用語の所属
SS
関連する用語
蛋白質
ペプチド結合
アミド結合

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