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ナイロン

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY)
読み:ナイロン
外語:nylon 英語 , nilon/o エスペラント
品詞:名詞
2006/09/08 更新

脂肪族がアミド結合により直鎖状に連なった構造を持つポリアミド

高分子化合物であり、熱可塑性のプラスチックの一つである。合成繊維としても使われている。

アミド結合の繰り返しによって鎖を形成する分子で、大きく次の二種類に分けられる。

  • ナイロンn (または、nナイロン)
  • ナイロンn,m (または、n,m-ナイロン)

原料の組み合わせ方によって様々なポリアミドを作ることができ、これらの共重合体もある。

起源

1935(昭和10)年に米国DuPont(デュポン)社のカロザースが発明したナイロン6,6が始まりである。

従って、元々はデュポン社の商品名であったが、現在はこのようなポリアミド系繊維の総称としてナイロンという語が普及している。

ナイロンの定義

DuPont社の定義では「任意の長鎖状の合成ポリアミドで、主鎖がアミド基の繰り返しであり、かつその構造単位が軸方向に配列するような繊維に成型可能なもの」をナイロンとしている。

特徴

  • 吸水性が高い
  • 軽く、シワになりにくく、汚れが落ちやすい

現在多く作られ使われているのは、ナイロン6とナイロン6,6である。また高温に耐えるナイロン46なども開発されている。

名称は基本的にモノマーにおける炭素数で表現される。以下に一例を示す。

ナイロンn

  • ナイロン6 (25038-54-4)
  • ナイロン11 (25035-04-5)
  • ナイロン12 (24937-16-4、25038-74-8)
  • ナイロン46 (50327-77-0)

ナイロン6
ナイロン6

ナイロンn,m

  • ナイロン6,6 (32131-17-2)
  • ナイロン6,10 (9008-66-6)
  • ナイロン6,12 (26098-55-5)

ナイロン6,6
ナイロン6,6

ナイロン6,12
ナイロン6,12

ナイロン繊維やナイロン樹脂などとして広く使われている。

  • 衣類
  • 寝具
    • 毛布
  • 生活雑貨
    • 蚊帳
    • 布団圧縮袋
  • 工産業用品、資材
    • ナイロンロープ
    • 漁網
    • ギヤ、カム、軸受け
    • 包装材
    • 楽器の弦
    • テニスラケットのガット(弦)
物質の特徴
プラスチック
合成繊維
関連する用語
ポリアミド
ポリエステル

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