大泉門

読み:だいせんもん
品詞:名詞

赤ん坊の額にある、頭蓋骨の隙間の一つ。

目次

頭蓋骨というのは一つのではなく、複数の骨が噛み合うように組み合わせて作られている。大泉門はそのうち、左右の前頭骨と左右の頭頂骨の、合わせて4つの骨の間にある隙間である。

新生児の頃は骨縫合や大泉門は開いており、の成長に合わせて頭囲は増大することが可能になっている。

大泉門は1歳半頃までに閉じる。頭囲は5歳頃まで成長を見せるが次第に骨縫合は閉鎖し頭囲の増加が停止、以降は生涯ほぼ同程度の頭囲が維持される。

新生児の時には額上部にまだ隙間が存在し、触ると「ぺこぺこ」する菱形の部位として確認できる。

脳を保護する機能が弱いため、強い衝撃を受けると脳に障害を与える可能性がある。従って、むやみに触ってはならない。

関連する用語
小泉門

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club