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辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN)
読み:のう
外語:brain 英語 , Gehirn ドイツ語 , encefal/o エスペラント
品詞:名詞
2002/01/11 作成
2008/08/22 更新

神経活動の中心をなす器官で、思考、記憶、生体統御などの働きを司る。神経細胞の塊ともいえる。

色は血液のためピンク色に見え、硬さは豆腐並である。

脳は大きく、大脳、小脳、脳幹の三つに分けられ、表面は被膜に覆われている。

それらは、次のように分けられている。

細胞数

この脳細胞は幼児期に約140億個が形成されて以降、年齢と共に死滅し、その数は減少する。

毎日平均で10万個が減ると言われるが、それでも80年生きて全体の5%が減る程度である。

一生で使う脳の量

脳に関してはまだまだ研究の段階であり不明なことも多々あるが、脳細胞は全ては使われていないようである。

一説では通常その10%〜30%程度しか使われていないと言われており、また最近の説では実は65%以上使われているという説もある。

普段未使用の脳細胞は、使われていた脳細胞が障害(障礙)を受けた時に、その機能の代理を務めるように働くと考えられている。すなわちこの使われていない脳には無限の能力や可能性が秘められていると考えられていて、それが潜在能力であると考えられている。

血液とエネルギー

脳の重量は約1.5kgと体重の2〜2.5%に過ぎないが、脳には心臓から拍出される血液の15%〜20%が供給されている。

つまり、それだけ酸素や栄養を贅沢に使っているということであり、体重の半分を占める皮膚筋肉と殆ど変わらないエネルギーを消費している。

瑞々しい脳

そしてこの脳は75〜85%程度が水分であり、全身で最も水分の多い瑞々しい部位である。

少なくとも1L少々のが脳に蓄えられている計算になるため、膀胱心臓などよりも水分が多いことになる。

脳の栄養

脳は主として葡萄糖を栄養分とする。脳では葡萄糖+酸素二酸化炭素+という反応からエネルギーを得る。筋肉などでは葡萄糖から乳酸を作る再利用の経路があるが、脳にはそれがないため、葡萄糖をそのまま使い切ってしまう。非常に贅沢な使い方であるといえる。

かつては葡萄糖だけが脳のエネルギー源と考えられていたが、近年の研究により乳酸も脳のエネルギー源となることが分かっている。激しい運動の際には脳内の糖消費は減少し、代わりに乳酸でエネルギーを補う。

脳は様々な機能を持つため様々な疾病がある。そのうちの代表的なものを紹介する。

器官の所属
神経系
関連する用語
左脳
右脳
脳室
脳波
ノンレム睡眠
関連する疾病等
植物状態
脳死
AVM
関連する物質
葡萄糖
乳酸
酸素
二酸化炭素

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