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定格以上の電流が流れた時(過電流)に、回路を遮断(開く)ことで回路を保護する部品。フューズ。電力を冠して、電力ヒューズ、電力フューズとも。
電気回路に挿入され、通常は導体となるが、定格以上の電流で回路を開くことで回路を遮断し、定格以上の電流を流さない。
用途に応じて様々なものがあるが、家庭用の電力では定格以上の電流が流れた時に生じるジュール熱で溶解する「ガラス管ヒューズ」が多く、高圧回路などでは発生するアーク抵抗で電流を短絡電流よりも小さく制限することで遮断する限流ヒューズなどが使われる。古い家屋でブレーカーの代わりに安全器が使われていた頃は、安全器用のヒューズも広く使われていた。
乗用車ではヒューズボックスと呼ばれる箱に専用のヒューズを差し込んで使われており、各種のライト、メーター類、オーディオ、ワイパー、ウォッシャー液、エアコン、エアバッグ、ドアロック、あるいはエンジン制御やスターターといった各部位ごとにヒューズが用意されている。
ガラス管の中に細い線が入ったもの。
定格電流に対する通電容量、溶断電流と、その溶断時間に応じて、JISでは次のような分類をしている。2文字の英字は特性記号である。
またそれぞれに、ヒューズ管の溶断特性に応じてA種とB種の二種類が定義されている。
現在のブレーカーが実用化される前は、安全器と呼ばれる、磁器製のヒューズ格納箱が使われていた。
過電流や短絡などがあるとヒューズが溶断し、回路を開くことで事故を防止するものである。ただしその場合、新品のヒューズに交換しないと再度の通電ができない。
ヒューズが溶断することを、(ヒューズが)「飛ぶ」または「切れる」という。安全器だった時代を過ごした老人は、その名残でブレーカーが落ちることを今も「ヒューズが飛ぶ」と言うことがある。
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