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太陽系の第1惑星。太陽に最も近く、最大離角が約28°と小さいために、容易には見る事ができない。
地動説を唱えたコペルニクスでさえ、水星を一度も見ることがなかったという逸話もある。
衛星はない。
水星の公転軌道は極めて偏平である。
近日点が太陽から約4600万km、遠日点は約7000万kmとなる。
水星は地球型惑星であり、地球と同様に金属鉄の核、珪酸塩のマントルを内部構造に持つと考えられている。
質量・半径・比重から計算すると、マントルの深さは地表から約600kmで半径の約1/4である。水星は核の割合が極めて大きな惑星だといえる。
米露の観測チームによると、水星の自転には僅かな「ゆらぎ」があり、これは内部には地球と同様に液体核がある証拠だとしている。液体核が存在する可能性は95%としている。
地球の場合、この液体核の対流が磁場を保つ働きをしている。水星にも磁場があり、その理由は地球と同様と考えられている。しかし水星の質量は地球の約6%しかなく、内部が核を溶かすほど高温になる理由などはまだ明らかになっていない。
これまでに、計1機の惑星探査機が水星を訪れ、さらに2機が到着予定または計画中である。
現時点では、水星に関する直接観測情報はマリナー10号によって観測された結果だけである。
現在、2004(平成16)年に打ち上げられたNASAのメッセンジャーが水星に向かっており、2011(平成23)年3月に水星周回軌道に乗る予定。
また、打ち上げの計画は決まっていないが、日欧合同で打ち上げ予定のBepiColomboがある。
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