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胎児の中枢神経系疾患の一つ。先天的な頭頚部畸形の一つで、殆どの脳組織が欠如する症状。神経管欠損の中では最も多い。言うまでもなく致死性である。
近年は晩婚化と高齢出産が進んでいることもあり、無脳症など子供の先天性疾患は増加傾向である。
研究により、妊娠4週間程度までの神経管前部の閉塞などが病因であることが明らかとなっている。
これに伴い、一旦形成された大脳が退化することも観測されている。
概ね4ヶ月程度までは大脳のある程度の発育が見られ、5ヶ月頃より大脳、小脳部分が退化していく。
その多くは死産だが、脳幹に機能を有する脳組織が残存すれば、胎児期には生命機能を保つことができる。
その後は、残存する脳機能の程度により、出生して数分の短い生涯を終える患児から、1〜2週間程度生き延びる患児まである。
治療法は存在しない。
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