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いて座に見られ、銀河中心であるいて座A*の近傍にある赤外線源であり星団の一つ。
いて座A*からの距離は約3光年で、公転周期は約4万年。
GCIRS 13Eは、銀河系中心にある赤外線源の13番目の東側(E)を意味している。元々は単一の天体としてGCIRS 13とされたが、その後、東のGCIRS 13Eと、西のGCIRS 13Wに分離された。
GCIRS 13Eは恐らく連星として確認され、強い輝線スペクトルからウォルフ・ライエ星と判断されWR 101fという名も付けられた。しかしその後、これは星団と判明し、少なくとも7個のO型星やウォルフ・ライエ星などに分けられた。
現在では、更に多くの星の識別に成功しているという。
GCIRS 13Eは少数の大質量星が支配する小さな星団である。
大質量星は超大質量ブラックホールの至近では形成できないと考えられている。また大質量星は寿命が短いため、それらの条件を加味した結果、およそ60光年の距離で誕生し、これが銀河中心ブラックホールいて座A*の重力で引き寄せられ、1000万年以内に現在の位置に到達した、とされている。
また、この星団は元々はより重い星を含む球状星団だった、とする仮説もある。
星団の中心に、太陽質量の1300倍の中間質量ブラックホールがあるとする仮説がある。
一方で、星団の動きなどからこれを否定する説もあり、決着は付いていない。
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