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J2000.0

辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST)
読み:じぇい・にせん・てん・ぜろ
外語:J2000.0 英語
品詞:名詞
2020/08/29 作成

天文学で使われる標準分点の一つ。2000年分点。それまで使われていたB1950.0(1950年分点)に代わって採用された。

地球時(TT)の西暦2000年1月1日 12:00(正午)を元期とした。

Jはユリウス通日のJである。ユリウス暦を意味するわけではない。0時ではなく正午なのは、基準とするユリウス通日が正午始まりだからである。

IAUでの採用

IAU(国際天文学連合)は、それまでの標準だったB1950.0分点に代わるものとして総会で承認し、採用した。

Aoki, S.; Soma, M.; Kinoshita, H.; Inoue, K. (December 1983) "Conversion matrix of epoch B 1950.0 FK4-based positions of stars to epoch J 2000.0 positions in accordance with the new IAU resolutions"によると、IAUは1976(昭和51)年の総会で採択し、1984(昭和59)年1月1日から使い始めることを決定した、とある。

地球時について

基準とする地球時(TT)は連続した時を表わしており、閏秒をもたず、このため世界時(UT)より約1分進んでいる。

従ってJ2000.0の元期は、それぞれ次のように定義される。

  • グレゴリオ暦 2000年1月1日 12:00 TT (地球時)
  • ユリウス通日 2451545.0 TT (地球時)
  • 2000年1月1日 11:59:27.816 TAI (国際原子時)
  • 2000年1月1日 11:58:55.816 UTC (協定世界時)
  • 2000年1月1日 20:58:55.816 JST (日本標準時)

その次

一つ前のB1950.0が50年近く使われたことになるが、このJ2000.0が何年使われ続けるのかはこれを著している時点では不明である。

50年ごとに新しくするなら次は2050年分点ということになるが、その20年前から使い始めるとすると、開始は2030年頃からになるだろう。

それがまたユリウス通日基準になるのか協定世界時(UTC)基準になるのか等についてはその時のIAU次第である。

用語の所属

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